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zoom RSS 遠野出身者の東京見聞130: 破れ窓現象と保存林

<<   作成日時 : 2015/01/25 11:59   >>

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 ひところ学校現場が荒れて学びの社が生徒の暴力や品物破壊が横行する場となった時期があって、大きな社会問題になった。教室や廊下の窓ガラスが割られ、側板に穴があけられたりと校舎のあちこちが生徒の手で荒らされた。先生方は正規の学習指導のほかに荒れる生徒たちに対する生徒指導などで手が一杯で、校舎の修復にまでは手が回らず、敗れたガラスや校舎の修繕を後回しにして、つまり放置しておくことになる。すると、学校の心物両面でますます荒廃が加速されてゆき、学内で隠し切れずになり、新聞紙上に公表され、重い腰を教育行政諸機関がやっと重い腰を上げて対応対策に乗り出してくるというパータンがあちこち各地で起こって来て全国版の教育の大問題になった。今は学校荒廃、すくなくとも物質面での学校荒廃のニュースはあまり耳にしなくなった。

 しかし、公共的な施設や公園などではいわゆる「破れガラス現象』は今もよく目撃される。卑近な例を述べると、小生はフットネスグラブに週3回通い、アンチエイジングに励んでいるが、トイレの使用においてこの現象に近いことをよく経験している。トイレのスリッパの脱ぎ方がいい年をした利用者が多いのにまるでガキのそれに近い脱ぎ方である。次の人が使いやすくできるようにと床に図解があるにもかかわらずに用事を終えて出口に向かう方向に脱ぎ捨てておく。それでも揃えてならまだしも、2つのスリッパをあちこちと向きもばらばら、脱ぎ捨てスリッパもあちこちと残したままである例をよく目にする。そんな時には、スリッパを正しい位置にみんな並べ直してからトイレを出ることにしているが、次に使うときには元の木阿弥になっていることがままある。破れガラスをすぐ修復しても、この例では多少の効果があるが期待ができない。しかし、成長過程にある子供らの場合にはガラスが破れているのを発見したらすぐに修復して、校内に見苦しい破損個所を一つもなくする努力を惜しまなければ、心得の芳しからざる生徒たちも悪さは控えるようになると言われている。
 破れガラスをそのまま放置すれば事態がますます悪化し、すぐ手を打ち直しておけば荒廃がなくなるというのが「破れガラス現象」である。次に小生が実践した破れガラス現象の対処成功例を紹介しよう。
小生は国木田独歩がその小説「武蔵野」で賛美した武蔵野に広がる雑木林の面影を今だに残す武蔵野西南部に住まいしてきているが、しかし住宅化の波が埼玉県西南部にも押し寄せ来たりてかなりの時を経ているのでいわゆる情趣深い平地林がだんだん削れてゆくのは寂しい限りである。住宅を購入した時期には近くにこんもりと林があって風情豊かであったが、今は切り払われて代わって庭もないような新住宅が立ち並んでいる。しかし地元の方々はこの平地林の保存に努力をしている。残された林に名前を付けて保存に励んでいる。

 小生はスーパーに買いもに行く際はそんな保存林の中を通り抜けてゆくようにしている。しかし近くに住む住民はこの保存林の清掃にはあまり熱心でないのか、林の中にはビニール袋や菓子の空き袋、空き缶などが散らかったまま、放っておけないと思たのはビニール製の雨傘の骨がいくつも捨ててあったことだ。そこで私は林の中に散らばっているこれらのゴミを拾い集め持参の袋に詰めた。傘骨は一つ残らずに拾い集めて束ねて、これは林のすぐ脇に住まいしている住民の目が届く位置に置いておいた。
 翌日に同じくスーパーにこんどはスーパーのモノクロ一枚5円で使える複写機を利用にと、この保存林を通ったところが林の中はゴミがなく、束ねておいた傘骨の無くなっていた。以後、この保存林は気持ちよく通り抜けられる林
に変わってわたくしを含めて近くの人々の潤いになっている。 

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